リハビリの患者様へ

  • HOME
  • > リハビリの患者様へ

リハビリの患者様へ


1. リハビリ室のご紹介

リハビリ室の紹介 リハビリ室の紹介 リハビリ室の紹介 リハビリ室の紹介


リハビリ室には現在、理学療法士7名と助手2名が勤務しております。リハビリ室は「吾愛人(わかな」という理念のもと、「自分の愛する人に接するがごとく患者様に接すべし」という考えですべての職員が努力しております。患者様のことを想い、患者様の不安や痛みを和らげ、笑顔になって頂けるような対応を心掛けております。

スポーツ選手のリハビリについて

スポーツ選手のリハビリ

当院はスポーツ選手のリハビリにも力を入れております。ケガをした選手のリハビリテーションはもちろんのこと、痛みの原因(姿勢、筋力、柔軟性など)を探り痛みを再発しないようなリハビリを提供しております。


 

2. リハビリ室で行う主な理学療法

可能な限り手術をせずに、外来通院や入院によるリハビリ(理学療法)で症状の改善を目指しています。詳細は下記の通りです。お気軽にご相談ください。

  • 高齢者の痛みの改善や予防、転倒予防、介護予防などのロコモ予防
  • 体脂肪や筋量の測定(Inbody770)
  • 筋力測定(アイソフォース、ミナト医科学社製)
  • スポーツ選手の痛みの改善やテーピング、コンディショニングやパフォーマンスの改善など
    (野球肩や野球肘、バスケットボールやバレーボールなどの膝や肩の痛みなどによる捻挫や靭帯損傷、肉離れなど様々な症状に対応しております)
  • 一般的な腰痛、頸部痛、膝痛、肩凝り変形性関節症など様々な運動器に起因する痛み
  • スパインダイナミクス療法
  • 理学療法士が、ひとりひとりの痛みの問題点を機能的観点から検査・抽出し、その人に応じた徒手療法やエクササイズの指導をしております。

 

3. リハビリの流れ

初診の患者様
診察 理学療法の適応と判断されると指示箋が処方されます。看護師が案内します。担当希望の理学療法士がいる場合はお申し付けください。可能な限り対応致します。
理学療法士による
適切なプログラムの提案
理学療法士が体脂肪率や筋力、柔軟性などを測定し患者様の機能的な状態を把握します。患者様に沿った治療プログラムを作成します。
機能改善のための徒手療法
およびエクササイズ
評価結果に基づき、理学療法士が徒手療法およびエクササイズ、自宅でできる運動の指導、日常生活での注意点などを指導します。
通院説明、次回予約 当院は待ち時間を少なくし、すべての患者様に平等に理学療法が提供できることを目的に予約制で実施しております。

 

2回目以降の患者様
受付・診察 リハビリの受付をお願い致します。リハビリは予約制ですので、予約の順番でお名前をお呼びします。予約時間に間に合わない場合はご連絡ください。
理学療法士による
適切なプログラムの再検討
理学療法士が患者様からの情報や検査結果をもとにプログラムの妥当性について再度検討します。
機能改善のための徒手療法
およびエクササイズ
理学療法士がプログラムを再度検討し、徒手療法およびエクササイズ、自宅でできる運動の指導、日常生活での注意点の見直しを行います。
次回予約 終了後に次回予約を入れて頂きます。電話での再予約も出来ます。患者様のご希望により担当を変更することも可能です。

 

4. テーピング指導について

テーピング指導

患者様の状態に応じたテーピングの指導を実施しております。テーピングは応急処置、外傷の予防や再発予防、運動機能の補助や合理的な運動の誘導などを目的に実施します。

当院ではテーピングと合わせて、痛みが出てきた運動機能的な原因を理学療法士が的確に検査をして再発予防を含めた説明・指導を実施しております。可能でしたらご両親や指導者の方と来院されることをお薦めします。


 

5. スパインダイナミクス療法について

当院ではスパインダイナミクス療法という運動療法を実施しています。"痛みは背骨と骨盤の状態に影響を受けやすい"という過去の経験・研究から導き出された治療概念を基に、慢性的な整形疾患を大元の原因から改善しようとするものです。

腰痛や頸部痛、膝痛などの慢性疼痛疾患に対して、重力場のルール(ニュートンの力学第三法則)に則り、背骨の柔軟性を改善して脊椎湾曲障害を改善し、ひとが重力環境下で活動するときに必ず生じる床からの反力に対する身体の衝撃吸収能力を改善し、膝や腰などの患部にかかる力学的ストレスを改善します。当院ではこうした治療概念に基づき治療することを目的に様々な機器を取り揃えております。

スパインダイナミクス療法について(別サイト)>

① 脊椎の柔軟性評価・治療

スパインダイナミクス療法 スパインダイナミクス療法


立位体前屈や体幹の捻じれの角度を測定し、柔軟性の程度を評価します。そのあと、写真のような骨盤や背骨の柔軟性改善を目的とした運動療法機器で運動療法を実施していきます。理学療法士や職員が丁寧に指導します。運動の方法を丁寧に実施することで目的に沿った体の動きを引き出し、柔軟性を改善することが出来ます。柔軟性を改善することは、痛みを改善する上で非常に重要です。

② 体組成測定

スパインダイナミクス療法 スパインダイナミクス療法


インボディ770という機械で体脂肪率や体脂肪量、筋肉量などを測定し、体重1kgあたりの筋肉量(%MV)を測定します。体脂肪率などを自宅で気軽に測定できる機器はたくさんありますが、当院の機器は、一番正確な測定が可能です。自分の身体を支えるのに必要な筋肉量が確保できているかどうかを測定します。%MVは72%くらいが理想的です。掲載しているデータからは、筋肉量が少なく、体脂肪量が多いため、体を支える筋肉量が不足していることがわかります。


③ 筋力測定

スパインダイナミクス療法 スパインダイナミクス療法


体重を支えるのに必要な筋力(WBI)が備わっているかどうかを測定します。WBIとは体重指示指数のことで、体重と大腿四頭筋筋力の絶対関係から算出され、筋力/体重比に処理することで人種、年齢、性別に左右されない物理学的な客観性を持つものです。この数値が低いと、体をしっかり支えることが出来ず、筋肉で身体を支えること(筋性支持)が出来ず骨で身体を支える(骨性支持)ことになり筋肉や関節に大きな負担となります。痛みなく健康で日常生活を過ごすためにはチェックしていくべきデータです。


 

6. ロコモ予防について

腰や膝、股関節などの痛みは転倒のリスクとなります。転倒による骨折や背骨の圧迫骨折は、痛みだけでなく、歩行などの移動能力を低下させ、そのことが閉じこもりや活動能力を低下させ、介護を要する必要となる大きな要因となります。こうした状態をロコモティブシンドローム(通称ロコモ)と呼んでいます。当院では、こうした状態を予防、改善するための取り組みも実施しております。お気軽にご相談ください。

  1. 体組成や栄養状態の把握
  2. 身体を支える筋力を測定
  3. 体の柔軟性の測定
  4. バランス能力の測定
  5. これらを改善するためのリハビリや日常生活上の注意点などについての指導
  6. 転倒予防のための体操の指導

 

7. リハビリ機器のご紹介

運動療法機器

ストレッチングベンチ

① ストレッチングベンチ

30°傾斜したベンチに座り、体を前屈させ、大腿部後面のハムストリングスをストレッチしたり、股関節や腰の関節の可動性を出すことで身体の柔軟性を改善します。


ツイストチェア

② ツイストチェア

骨盤を固定して背骨を回旋させる機器です。肋骨や背骨のねじりの柔軟性改善を目指します。


フレックスチェア

③ フレックスチェア

骨盤を回旋させたり、前後に傾斜させたりして、骨盤の柔軟性を改善するための機器です。


シンクロウェーヴ

④ シンクロウェーヴ

骨盤と胸郭の柔軟性を改善します。機械が動くことでからだの"揺れ"を読み取り、その振動で"揺れ"を正常な"揺れ"に変換します。リラクゼーションと柔軟性改善が期待出来ます。


レッドコード

⑤ レッドコード

腰を牽引し腰椎椎間板ヘルニアなどの神経症状を緩和します。また、スポーツ選手に対するトレーニングや転倒予防、柔軟性改善など、スポーツ選手からロコモ予防まで幅広い使用方法がある機器です。


レッドコード レッドコード



トレッドミル

⑥ トレッドミル

歩行練習やランニングをする機器です。


アッパーサイクル

⑦ アッパーサイクル

上肢のみで有酸素運動が出来ます。


エルゴメーター

⑧ エルゴメーター

固定自転車で脈拍を設定して有酸素運動が安全に出来ます。


クロストレーナー

⑨ クロストレーナー

足腰の負担を軽くして有酸素運動が安全に出来ます。